【レポート】5/25(土)第2回オープンフォーラム「持続可能な経済・暮らしをどう創る?」
ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」は、グローバリゼーションに伴うさまざまな弊害が、仕事、食べ物、エネルギー、文化などのあらゆる分野で、世界各地で生じていることをみせてくれました。そして同時に、経済活動の規模を地域化するローカライゼーションの取り組みがあちらこちらで始まっていることもみせてくれました。
映画をみた後、参加者全員で簡単に自己紹介をしました。
スモールビジネスを始めた女性、被災地支援×ビジネスを考えている方、脱原発運動に取り組む方など、さまざまな方が参加していました。(ちょっとの自己紹介で、場がほぐれますね!)
そのあと、宮城大学の風見先生のお話です。
建設会社に長く勤められ、その後イギリスに留学され、92年の地球サミットに参加され…と様々なご経験の中で“持続可能性”を考え実践されてきた先生。
「…経済のいい面と悪い面があって、いい面だけをこれまで伝えられてきた。お金を使うことだけが楽しいことではないのに、洗脳されてしまう。相互依存とグローバリゼーションの違いがある。…ローカライゼーションは鎖国するのではなく、地域で必要なのは地域で調達すること…」といったお話の中で、現在参加されている、東松島市の森の学校プロジェクトについても具体的に紹介もしていただきました。
風見先生の専門のまちづくりという建築的な分野と、コミュニティビジネスを掛け合わせ、今東北に必要なことができるのではないか?等々ーー
最後に、ぜひ皆さんも一緒に取り組みましょう!と呼びかけていただきました。
風見先生、ご参加の皆さんありがとうございました!